おでかけ
先週、血便がしばらく出た。ここのところ腹痛をともなう下痢も多いため、大事をとって近所の病院で大腸内視鏡検査を受けることになった。 二日前から消化に悪い食べ物には気をつけて、検査を受ける前日は飲酒禁止。 当日は絶食にて、朝から2リットルの下剤を…
スーパー銭湯の外に出て、時刻はまだ14時半、足はへこへこになっているし、風呂上りに快晴のぽかぽか陽気と来て非常に眠い。 眠いがここは渾身の力を振り絞って、昨日は入れなかった二条城に向かうことにした。 15時二条城に入場。平成の修復を終えた唐門は…
魔王殿の横に「600Mで貴船神社」という標識をを見つけて、さらに山を分け入る。 さっきと違いほぼ下り道なので楽といえば楽。それにしてもやたらと捻れに捻れまくった木々の数々が気になる。 「これってやっぱり霊的なパワーでこうなったのかな?」とウサギ…
翌日23日、なぜか5時に目が覚めてしまった。 眠っているスキウサギを起こさないようにして、一階の大浴場に赴く。やはり誰もいない、貸切状態である。 大浴場とは行っても、マッチ箱みたいなサウナ、桶みたいな水風呂、室内浴槽、ささやかな露天風呂(富士山…
時刻は17時、徒歩で祇園にある八坂神社に到着。 さすがにしんどい。 何かの縁日をやっているらしく大変賑わっていた。 参拝を済ませると毛玉くんが 「屋台が好き!」 といなないたので仕方なくお好み焼きっぽいものを棒に巻きつけた「はしまき」なるものを買…
3月22日の14時、ほんのすこし小雨がぱらつく京都の街に私とピンクの歩く毛玉ことスキウサギは降り立った。 一昨年の広島旅行以来の遠出に私もウサギもテンションはかなり高めだ。 その証拠に駅前でウサギが外人っぽいことを叫んでいる。 普段、家にいて漫画…
2月1日、私とフェム化したウサギは雨のそぼ降る京王多摩センター駅に舞い降りた。 目的はパルテノン多摩にて劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター[エルサレム・バージョン]」を観劇するためである。 しかし、そこは心配性で神経症なキューラ…
ジブリ美術館をあとにした我々は近所にある東京都井の頭自然文化園を訪れた。 人が少なくてホッとする。 アナグマの爪とぎ、丸太に立って微動だにしないヤギ、フェネックの昼寝などを半笑いで見つめる。可愛い。 「小動物は癒されるわ~」とウサギが言うので…
ジブリ美術館を訪れているウサギと私。 時刻は10時40分、私とウサギは早めにカフェ「麦わら帽子」に足を運んだ。 ここは混むので早めに昼食を済ませてしまおうという魂胆である。 すでに10人ほど列をなしている。11時のオープンのこのカフェではあたたかい家…
10月の平日、暑くもなく寒くもないとてつもなくいい日和に、私とピンクの歩く毛皮ことスキウサギ(略称・ウサギ)は三鷹の駅に降り立った。 ここからジブリ美術館までシャトルバス的なものが出てはいるが、玉川上水に沿って10分ほど歩くとすぐだ。 せっかく…
18時、いよいよ、プレビューチケットを使ってリニューアルされた「タートルトーク」へ赴く。 ここではウミガメのクラッシュとゲストのコミュニケーションが楽しめる。 アトラクションに「会話」というコミュニケーションを導入するとはさすがである。 いつも…
そのあと、私たちは何をするでもなくボーッと水上を揺蕩うアトラクション、アクアトピアを楽しむ人々をじっと観察して楽しんだりした(我々は乗らない)。 こころから楽しんでいる様子のゲストを遠巻きに眺めていると、なんだか穏やかな気持ちになれる。 15…
「ファッショナブルイースター」を見終えた我々は空腹を覚えたので遅めの昼食をとることにした。 ロストリバーデルタに戻りミゲルズ・エルドラド・キャンティーナを訪れた。 実は初めて入る店だ。 一攫千金を夢見てこの地を訪れた人々の憩いの場であるここは…
魔宮から命からがら脱出することに成功した私のとウサギ。 さっき取得した「センター・オブ・ジ・アース」のファストパスの時間になったのでミステリアス・アイランドへ向かう。 ジュール・ベルヌの小説を題材にしたこのテーマポートはミステリアスな男、ネ…
恐怖の心霊ホテルから無事に生還を果たした我々は、ブラブラと適当に歩き始めた。 今やダッフィー村と化してしまったケープ・コッド、鱈が名産の小さな港町感が素敵だがウサギに言わせると「生臭さが足りない」のだそうだ。 ポート・ディスカバリーを突っ切…
腹を満たした我々はふらふらとプロメテウス火山の麓へ歩みを進めた。 そこにはフォートレスエクスプローションという大航海時代の要塞があった。その緻密な作り込みはものすごくしょうもない凡庸な表現で言い表せば、かの時代に「タイムスリップしたみたい〜…
5月9日、その日私は午前2時に起床して仕事をしていた。 そして、そろそ6時を回ろうかというときになって友人のウサギ(オス)から連絡が入った。 「おい、今日はこれから冒険とイマジネーションの海へ行くぞ、8時50分にエントランスに集合な」 仕方がないの…
火照った体を浜風に冷ましながら我々は最後の目的地、日の出町に向かった。 「あまちゃん」も「半沢直樹」も、一秒たりとも見たことがない私とウサギが唯一見るテレビドラマが「孤独のグルメ」。 中年の男がただただ美味そうに飯を食べるだけのドラマだが、…
しばらくして、私とウサギは露天風呂に出てみた。 サウナで火照った身体を外気浴によって冷ますのもまた一興なのである。 外の柵から見下ろすと、はたして絶景であった。新港埠頭から横浜ベイブリッジまで見渡す事が出来たし、下に目を移すとカップヌードル…
みなとみらい駅から降りて五分の海沿いのビルにスーパー銭湯「万葉倶楽部」はあった。 エレベーターで7階に上がったところがフロント。平日の午後だというのにそこそこのお客さんで溢れている。 気もそぞろに鍵を受け取ると、館内着を取り、更衣室へ向かう。…
「アイスファンタジア」の魔力で急に体温とテンションを奪われた我々はフラフラとその隣にあったマリオンクレープに立ち寄る。 ここは一つクレープの優しさに慰められたいし、なによりこんな時でもないとクレープなんて口にする機会がない。 イチゴと生クリ…
素敵な海育体験を済ませた我々は残す最後のコーナー「ふれあいラグーン」へと向かう。文字通りここでは様々な海の仲間達に触ることができるのだ。 可愛い動物は取り敢えず触っておきたい私にとってはなかなか魅力あふれるコーナー。わきわきと私の右手も期待…
そのあと、我々は「うみファーム」なる施設を訪れた。 「食育」ならぬ「海育」を推進することを目的としたこの場所では、どうやら自分で魚を釣ったりできるらしい。その証拠にこのコーナーの近辺ではスピーカーから「釣って取って食べる♫」とご陽気なメロデ…
ところで、私が水族館で地味に好きな生き物のひとつが世界最大の節足動物タカアシガニだ。薄暗い水槽にのっぺりと佇む巨大な蟹の群は、蟹というより異星に生息する未知の生物のようで、ものすごく怖い。 小さい子供が水槽のそばに立つと思わず「危ない!逃げ…
ショーを見終えると、我々はさっそくアクアミュージアムを順路に従って見て回ることにした。 ふと、入り口に置かれた「八景島シーパラダイス うみおみくじ」のガチャガチャが気になった、イルカを見てテンションが上がっていた私はさっそくやってみることに…
新作短編アニメーション「鴨が好き」の仕上げ作業も残す所、約600枚になった2月の13日、私は心身ともに疲れ果てていた。 その疲労度は、行きつけの鍼灸院で担当に「キューライスさん、左の肩が盛り上がってますよ」と言われるレベル。 そう、私は癒しを必要…
20時、遠くの方をエレクトリカル・パレードの光が移動している、人の波をかいくぐるようにしてなんとかファンタジーランドに出ると、「プーさんのハニーハント」がスタンバイ10分だった。人気アトラクションにしてこの待ち時間はなかなか無いことである。 さ…
19時、それから私たちはなんとなくファンタジーランド方面に足を運んだ。 「ピノキオの冒険旅行」が待ち時間5分だったので乗ってみる。木でできた可愛らしいトロッコに乗って進むが、楽しいシーンは一瞬で終わり、あとは人さらいやらロバに変えられた子供た…
ミッキー邸をあとにするとあたりはすっかり暗くなっていた。 トゥーンタウンの出口近くにあるアトラクション「グランドサーキット・レースウェイ」の明かりが目に入った。 このアトラクションはいわゆるゴーカートのようなものだが、歴史は古く1983年の開業…
17時、我々はトゥーンタウンへ向かう。 トゥーンタウン、文字通りトゥーンたちの住む街のことでロバート・ゼメキス監督の傑作「ロジャー・ラビット」に登場する。 図らずもウサギを連れた私、気分はロジャー・ラビットを連れて歩くエディ・バリアントである…